
メンバーの意見を集めました。いろいろな意見がありますが、どれも本音です。
●ある予備校のパンフレットで、独学、学内講座、大手予備校、小規模予備校の比較をしていた。こういう比較は、他でもネットやマニュアル本でもやっているけど、結局はどれも良い先生に会えるかどうかが全て。独学でも予備校に通っても、どのみち参考書や問題集を買って勉強しないといけないけど、その問題集なども、結局は説明の上手い先生が書いているかどうか。直に講義を受けても、通信でも、本でも、自分に合った良い先生に出会えるかどうか全てで、独学か予備校かという選択は無意味だと思う。だから、予備校に通うにしても、立ち読みしてから本を買うように、「この人についていく」という先生を見つけてから申し込んだ方がいい。
●予備校に通うと安心するのは確か。それと合格
・採用されるかどうかは別問題だけど。
●予備校では、同じ目標を持った友達を作ることはできる。ただ、周囲の受験生の足を引っ張る人が、どこにでも必ずいるので注意。
●お金があるなら、モチベーションを挙げるきっかけにはなるから、予備校に通えばいい。
●公務員試験の予備校って、どうしてどこも、年間契約でセット契約なんだろう。30〜40万円の年間契約だから、たとえお金は分割でも、途中で辞めることができない。失敗したなと思っても、途中で変えられない。それにセット契約なので、要らない講座も入っている。バラ売りにして、もっと安くして欲しい。大学受験の予備校のときは単科講座があったから、お金をそんなにかけずに、複数の予備校を掛け持ちできたのに。「ココに通って失敗だったな」と思っても、被害が2万円くらいですむなら予備校に入りたい。
●一次対策だけなら独学の方がいいと思う。予備校に通っている人を見ても、一次本番の2〜3ヶ月前になれば、みんな予備校の講義は受けていない
。自分で勉強する時間が惜しいからだ。
●このワークショップを皆に呼びかけて立ち上げたのも、元々は面接や集団討論の練習が何度もできるから。それと、何を言えばいいか、話のネタが増えるから。どこでも、模擬面接や討論演習は数回だけというところが多い。二次対策が充実していないなら予備校に通う意味がない。
●面接、討論、小論文の対策には絶対、予備校などに通う必要はあると思う。誰かに見てもらわないと自分を客観視できない。
●このワークショップにも参加しながら予備校にもずっと通っていた。予備校の良い所は、勉強する場・環境があること。自分を「やらなければいけない」と追い込む空間があることは大事だと思う(ちなみに、ワークショップはもっと追い込まれる)。
●饗庭さんの言葉を引用すると、
『本当の名医なら、どんなに良薬があるからといって、薬をドンドン投与することはしない。そんなことをすれば、患者の免疫力や自助能力を奪ってしまう。』
予備校は親切すぎると感じてしまうことがある。結局は自力でどれだけ勉強するかで、成績は決まる。
●経済原論や文章理解といった科目以上に、面接は指導してくれる人の質によって結果が変わる。ただ問題の解答・解説をする講師は要らないのと同じで、ただお決まりの質問をするだけの模擬面接官なら要らない。それだったら身近な人に頼めばいい。予備校を選ぶときはそういうところをポイントにしたいのだが、正直、そこをチェックしてから申し込むことは難しい。
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